災害ボランティアとは
災害ボランティアという言葉が定着したのは平成7年に発生した阪神淡路大震災の時からで、主に地震・火山噴火・台風・洪水などの自然災害が発生した時に「被災地の困っている人たちの手助け」を直接的または間接的に行う人たちを『災害ボランティア』と呼んでいます。
活動は、家屋の片づけや炊き出しなどの直接的な支援ばかりでなく支援する人たちの補助や被災者ニーズの掘り起こし、被災者が早く普段の生活に戻るための子供たちの面倒や心を和らげるための癒しなど多岐に渡っています。
ボランティアの鉄則は ①活動に関わることは宿舎を含め全て自己完結である ②活動に対する対価を求めてはならない ③全てが自己責任であるから「災害対応のボランティア保険」加入していることが必要です。特に災害発生時には「互助」の力が必要です。みんなで助け合いましょう!
富士市災害ボランティア連絡会
テクニカルアドバイザー
高澤勝彦
【ご案内】毎年「災害ボランティア講習会」を行っています。11月から12月に、座学、HUG、DIG、普通救命講習などを含めた講座を、翌年1月に模擬演習として「災害ボランティア支援本部開設訓練」を行っています。幅広い分野の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
わたしと災害ボランティア
東日本大震災:山田町での災害ボランティア支援活動
2011年7月15日(金)~18日(月)、岩手県下閉伊郡山田町へ総勢19名(内、社協職員2名、市職員1名)が、山田町災害ボランティアセンターの活動支援に赴いた際の記録の抜粋です。全文はリンクの「詳細PDF」にてご高覧ください。
山田町は、2011.3.11の東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)の際、震度5弱が観測され、山田湾には15時22分頃に津波が到達した地域である。津波の推定高さは8~10m、遡上高は最大25mにまで及んだ。地震発生後、山田地区では大規模な火災が広がった。がれきによって道路が寸断され、地震の影響で水道も停止したため、消火活動が十分に行えないまま、陸中山田駅を中心とする市街地は広範囲にわたって焼失した。
我々が山田町にボランティア活動に入ったのは震災後4ヵ月後であったが、まだまだ復興は進んでいないというのが実感だった。現地での活動は、7月16日(土)は瓦礫撤去作業をメインに、7月17日(日)は瓦礫の除去と情報収集の2班に分かれ活動にあたった。情報収集班は山田町エリアの避難場所等を回り、避難場所、仮設住宅などの状況の確認を行った。
7月16日(土)、瓦礫撤去作業を行っていると、山田町の職員だという方が見え、震災当日の話を聞かせてくれた。よくよく伺うとその方は、山田町の生涯学習課長のK氏(JM7CNN)と言うことが判明、山田町にもアマチュア無線クラブが有りメンバーは40人ほどで毎年9月1日には非常訓練をしているとのことであった。
参加しているメンバーに富士市アマチュア無線非常通信協力会の会員が4名いることを伝え「詳しい状況を是非伺いたい、またメンバーの中にS副町長(JM7CJB)と交信した人もいる」と伝えると、K氏はすぐに携帯でS副町長と連絡を取ってくれ、S副町長は何と公務多忙にもかかわらず予定を変更してこちらに来てくれるとの返事、これこそアマチュア無線を趣味とする者同士の成せる技と一同感激した。しばらくしてS副町長、総務課長が見え当時の話を聞かせてくれた。
(震災の時のアマチュア無線の活躍については、リンク先「JI2ZQHのWEBサイト」上で公開している『富士市アマチュア無線非常通信協力会設立20周年記念誌』に記載されているので、是非、リンクよりご高覧いただけたらと願います)
参加した皆さん(2011.7.15)
バスの車窓から
まだまだ片付けが進んでいない
借りた資機材は間違いなく返却
現地宿泊場所でのミーティング
2011年7月、通信インフラは復旧していたのでアマチュア無線を使ってのやり取りは目にすることは無かったが、東日本はもとより、阪神、新潟の時も、情報収集の手段として不可欠だったわけで、もし災害発生となれば重要な通信手段として必要とされる事は明らかである。その為にも我々富士市アマチュア無線非常通信協力会としては会員各位にその重要性を知らしめ、協力体制をより強固のものにしていく必要が有ると感じた。
筆者》富士市アマチュア無線非常通信協力会理事/浅場幸夫氏(JE2AVU)
紹介》浅場氏は旧富士川町に在住。旧富士川町にも同様のアマチュア無線の組織があり、その方々の中から入会希望者を募り、2008年の旧富士川町・富士市の合併に伴い「富士市アマチュア無線非常通信協力会」に入会。以降、協力会が主催する各訓練・各行事はもとより、協力会が参加する富士市などの各訓練・防災行事へも積極的に参加。非常時の実務手順の構築、非常時にアマチュア無線ができることについての啓発活動など、幅広く活躍中。[紹介文文責/深澤]
メッセージ》「富士市アマチュア無線非常通信協力会」に入会を考えている方へのメッセージをいただきました。
■入会の条件として、現にアマチュア無線局を開局している局であることが必要です。(また、5年に1度の免許の更新を忘れずに行うことも必要です)
■ボランティア活動に参加すると言うことは、それなりの心構えが必要です。入会したら、会の活動には積極的に参加してください。よろしくお願いします。